一先ずは勝敗予想と結果。
1試合目のキングカズジュニアが意外にもしっかりとしたトータルファイターで驚いた。
BRAVE GYMを選んだのは大正解でしたね。
ストライカー同士でグランドの攻防は一切無し。
グランドの攻防が見たかったが2R中盤瀧澤のバックハンドブローに対する朝倉の左フックカウンターにシビれた。
これがショートフックなら完璧やったなぁ、と。
瀧澤もバックハンドブローから本命の左フックに繋げるコンビネーションを見せた所にやはり打撃のセンスは抜群、と言った印象。
尚、この試合で朝倉海は右手をまたも骨折した模様。
3試合目、扇久保vs井上直樹は扇久保の判定勝ち。
こちらは前回のブログで判定なら扇久保と予想した通りではあったが、井上のスタミナの無さが露出したので井上はこれからそこを狙われそうですね。
それでもポテンシャルは尋常じゃない程高いので並の選手なら相手にはならないと思うが。
それに余裕で克服してきそうですね 笑。
4試合目、元谷友貴vs金太郎は元谷の判定勝ち。
ストーリー性は低いが2人共に瀧澤に負けていて、且つ連敗が掛かった同士の絶妙なマッチング。
金太郎はやはりと言うかまたも慎重な戦い方で、そこの沼から抜け出せなくなってしまったんかなぁ、と言った感想。
5試合目、祖根vs太田は太田の2R TKO勝ち。
予想としては太田の判定勝ちをしていたものの、MMAファイターとして開花されつつあるのか2Rでの姿勢がめちゃくちゃ良かった。
グレコスタイル、オリンピック銀メダリストの身体能力は恐ろしいものです。
6試合目、シバターvs久保優太はシバターの1R1本勝ち。
こちらは前回のブログでの予想した通りだったので何の感想も無い。
7試合目、皇治vsYA-MANはヤーマンの判定勝ち。
こちらも同じく予想通り。
8試合目、萩原vs鈴木は萩原の判定勝ち。
こちらは今大会で1発目に予想を大きく外した内容。
鈴木の言う怪物くんはただの顔キャラやったな、と言った印象。
萩原はキャラ立ちしていた華もあるのでこれからも楽しみです。
9試合目、シビサイvs関根シュレックはシュレックの2R TKO勝ち。
こちらも予想を大きく外しました 笑。
1Rにシビサイが詰める場面があったから大きくではないかもしれんが、兎に角シビサイのスタミナの無さが出ましたね。
日本のヘビー級はやはりまだまだ中量級、軽量級の様に盛り上がるとは思えない。
日本人のフレームでは限界があると言うか、ヘビー級同士の練習相手がわんさかいる訳ではないと思うのでスパーリングは特に満足出来る、納得いく事は少ないでしょうね。
10試合目、武田vsベイノアは判定まで行くかなと予想していたが結果は武田の2R腕ひしぎ十字で1本勝ち。
武田もBRAVE GYMなのでBRAVEは今日は2連勝の快挙。
11試合目、浜崎vs伊澤は伊澤の2R TKO勝ち。
これも予想を大きく外した試合で、と言うか正直な所女子格はRIZINぐらいでしか見ない事もあって伊澤選手は全くのノーマークでした 笑。
でもまさか浜崎があんなやられ方をするとは驚きです。
12試合目、RENAvsパクシウはパクシウの判定勝ち。
こちらも上と同じくパクシウはノーマークでしたが良い選手でした。
RENAは前回のRIZIN沖縄との試合間隔が短かったのでもったいない黒星でしたね。
こちらはエキシビションの為判定は無し。
相変わらず五味の大振りスイングが気持ち良かった 笑。
2人のストーリー性は抜群で今大会でも1番の盛り上がり。
それに加えて斎藤は2連敗がかかっていて、朝倉未来は斎藤に2連敗をすれば、何て事も背景にあった。
その内容とは真剣の斬り合いみたいな(見た事ないけど)内容でめちゃくちゃ良かった。
特筆すべきは朝倉未来の反応速度とハンドスピード。
解りきってはいるが素人相手に出す打撃とは全くの別物、と改めて。
どこで出すかと思っていたニータップも絶妙な場面ではあったがやはり極め力をつけて寝技の展開がもっと見たいですね。
15試合目、ホベルトサトシソウザvs矢地佑介は2R腕ひしぎ十字でサトシの1本勝ち。
ブンブン丸の矢地はどこにいった?と言った程に成長した姿が見られただけにサトシの強さがやはり本物と言った試合内容。
16試合目、扇久保博正vs朝倉海は扇久保の判定勝ちでRIZINバンタム級GPを扇久保が制す。
朝倉海は2試合目の右手骨折が無ければ違った展開もあったかもしれないが、扇久保の良さが出まくりで骨折が無かったとしても同じ展開だったかもしれないと思わせるには十分だった。
This is Japanese MMA(現代の)と言うには相応しく、まぁ海外向きではないかもしれんが 笑。
テレビ的にも地獄やったかもしれんなぁ 笑。
でも個人的にはグッと来る内容でした。
今回のRIZINもPPVで見たが5000円でも安いと思わせてくれる大会内容で素晴らしかったです。
また今年も修斗やPANCRASE、DEEP、グラチャンやファイティングネクサス、ゼスト、各団体から驚きのある選手が出てくる事を期待しています。