解っちゃいたが終わった後の虚無感。
ガチャガチャとアウトボクサー、カウンタータイプの答え合わせ、それが教科書となるとは書いたものの、虚無感。
やはりこのあーだこーだの数年間がそうさせた。
手っ取り早くやっていたらこんな虚無感は味わなかった事やろう 笑。
いやしかし私はアウトボクサー、カウンタータイプではあるが予想としては武尊の判定勝ちとしていた。
虚無感を抱きつつ、勢い残るままに記しておこう。
一先ずは勝敗予想の答え合わせ。
本戦15試合中、9当6外。
ベストバウトはYA-MAN vs 芦澤竜誠かな。
私の好きな心理戦のベストバウトは海人 vs 野杁正明。
そして何と言っても那須川天心 vs 武尊。
互いに積み上げたものが違って、その重みは本人にしか解らないが相当なもののはず。
発信、アクションもそれぞれ違う。
石井館長がこんな事をツイートしていた。
「チケット売り上げ20億、 ペイパービュー50万件25億 スポンサー5億、計50億。 観客数59000人すべての興行記録塗り替えたね」と。
観客数は実況で言っていた。(実際は5万6千3百ナンボとか言っていた)
それにマーチャンダイズ然りこれだけではないはず。
勿論出ていく数字もある。
しかしながらこの御時世に単純に凄い。
PPVは公表されていない為ちょっと解らんがそれでも日本の格闘技市場、日本のキックボクシングでこれは驚異的な数字なのでは?
それを那須川天心、武尊、この2人の男がそうさせた、と言っても過言ではなく、その内容もルールがどうとか契約体重がどうとか、そんな事は今更の話で、サインをした2人に失礼ってなものだ。
バッティングがあった、反則行為に近い投げもあった。
それも騒がれていた。
KID vs 魔裟斗の様に今後も語り継がれる事だろう。
この試合は本当にやって良かったのか?
その様な事も。
私としてはK-1がどうとかRISEがどうとか、それ以外の団体がとか、そんな事はどうでもよく、勝敗ある個対個の究極のスポーツと思っていて、であるからこそ動く感情がある。
明日から格闘技を始める人もいるだろう。
逆に、辞める人もいる事だろう。
どう思うかは人それぞれで、私としては続けるだけ。(主に健康の為に)
よし、また頑張ろう。
そう思うに値するには十分な大会であった。
いやしかし虚無感。
なんやろう。
あーだこーだと考えるこの期間も終わったのか 笑。
ひょっとしたらそんな期間が1番楽しかったのかもしれない。
行きたい山を考えたり下調べをしたり下見で行ったり、地形図を紙地図にし、持って行く物を決めたり。
答え合わせこそ虚無感を抱くものなんかなぁ。
キックボクシング界はこの先、どうなるんやろう。
落ちるのか、伸びるのか。
ボクシングで言うと井上尚弥が負けた時、どうなるんやろうか。
落ちるのか、伸びるのか。
まぁ、人次第か。
いやいや、まだまだ語れるよこの大会。
この試合。
それから那須川天心がこれから進む道には井上尚弥と言う怪物がいる。
階級をさすがに同じにはしないとは思うが、比べられるのは必至。(思考が主人公的なものやから解らんが笑)
ボクシングもまた盛り上がる事やろう。
武尊はどうするのか。
30歳かぁ。
色々考えてしまう時やね。