過去の記録にとらわれない生き方。
山との向き合い方。
経験は血となり肉となり装備となるのだから記録等いつでも消せる覚悟を持つ。
そうしなければ挑むものも挑めなく、引き返せるものも引き返せなくなってしまい、大事な1歩1手が出せなくなる。
その大事な1歩1手とは記録を残す事ではない。
迷った時は行かないと言う選択。
だからこそ迷いの無い1歩1手に強き信念がある。
その信念の先に記録等必要無い。
そこに他者を気にした欲があればその山行が浅はかなものとなってしまう。それどころか事故に繋がる可能性を自ら高める事になるだろう。
全身で山を感じ、脳裏に焼きつければそれで良い。
山野井氏からはその様な事を学んだ気でいる。いられる。
