ここ数日家にいる時は漫画を読んでばかりでその間ほとんどSNSを見ていない。
3日見ないだけで取り残された感覚になるのはSNSが目まぐるしいスピードで動いていると思うには十分だった。
そして私はやはりSNSがあっていない。
漫画オフサイドの途中から本名の塀内夏子に変わったが(真人は弟の名前)、女性がスポ根漫画を描くと言うのは当時なら珍しかったのかもしれない。(今でもか笑)
しかしながらこの塀内夏子、取材力が段違いに高い。
登山に関しては高校の頃にワンゲル部だったそうで、近くでは日本百名山を終えたそうだ。(私は日本百名山にはあまり興味はない)
そしてサッカーの方ではワールドカップを現地観戦、なんとドーハの悲劇も現地で味わったとの事。
各国の街並み1つとっても妙な臨場感がある。
選手へのインタビューも行ったりでより深みも感じられ漫画の世界に入り込んでしまう。
正直、現代の漫画には(全てではないが)その様なものが感じられない。
奥行きがみてとれない。
大袈裟に言えば、Wikipediaだけ見て描いてんのか?と思ってしまうものまである。
ネットの普及により薄っぺらな現代の漫画が形成されてしまった事が残念でならない。
そしてそれは漫画だけの事を言っているものではない。