10:00 東上池横駐車スペースに到着し諸々を済ませ10:11スタート。
今回は小富士山(麻生山)の南太尾根を直登する試み。
この太尾根は覚悟はしていたものの藪だらけで頼りの獣道さえほとんど無かった。
たまに露岩が現れその都度安堵する。
取りつき場。ここから突っ込む。
およそこの様な灌木藪が目前を塞ぎ足元の藪のメインはイバラでたまにシダと言った内容だ。
イバラが兎に角うるさい。
久しぶりにほんまもんの自然の中。
さすがのアルパインクライマーもこれは嫌がる事だろう 笑。
岩場。こちらは容易く登れる。
たまに展望がある。
薄い所を狙う。
航空写真にも映らない岩場。
登った所から。
薄い藪を掻き分け
今日1番の岩場。左からよじ登る。
登った所から。(南側しか見れない為景色が見れてもほとんど変わらない)
正面の山塊は今年の3月23日に麻生山塊Mルートと題して歩いたが南端から稜線に上がるまでは藪、稜線に上がれば明瞭で爽快に歩けた。
※玉勝稲荷神社から仁寿山への谷筋は酷いものです。
ここで諸々バラして小休止。
装備は通常の物にヘルメット、ザイル1(20m)、シュリンゲ1、カラビナ1で藪セットに手袋、ゲイター、ナタ。
そんなこんなでピークをとらえ、11:16山頂に到着。
下からピークまでの距離はたったの475mで1時間9分。
藪の強烈さを物語る山行タイムだ。
言うまでもないが余裕がある所でしか写真を撮れなかった。
帰りは至れり尽くせり道(一般登山道)をたどり、11:26駐車スペースに到着。(頂上では休まず下りたので10分)
※私にとってピークとはただの地点、通過点としか思っていないのでそこまで興味はありません。食を楽しんだりする時はその様な計画をたてます。
※何万人と見られてきたであろう景色よりも、ごく数人、それどころか私が初めてかもしれない、と言った景色の方にロマンを抱きときめく質です。
簡単にまとめ過ぎたが、もう1度行けるか?と問われたら次は死ぬかもしれないから金を積んでも断りたい。
しかしながら取りつきからピークまで人の痕跡は無く自然そのもので、終始良い緊張感と巡る思考を楽しみ感無量の山行であった。