jfcgym’s blog

山と格闘技と私

2021.10.23 トンガリ山ルート開拓。

今日は本当ならたつの市のとある山へ行こうとしていたが昼食の予定が入った為1度山は諦めたものの、朝起きたら予想以上に晴れていたので急遽ではあるが昼までに帰れるトンガリ山へ。


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本日のルートを大雑把に。

※堰堤から赤線が開拓ルート、青線は一般登山道

 

9:00 才団地公園に到着、自転車を停め動的ストレッチをしてスタート。

 

程なく堰堤に到着。f:id:jfcgym:20211023141422j:image

矢印の様に進む。


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道と言う道は無いが昔は登山道があったのか?と思わせる。

ただこの辺りも火事が起きているので古い木は根腐れをしていて掴むには信用度があまりにも低い。


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低い笹藪があり根はしっかりしていてこの笹にかなり助けられる。


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南側の家島方面。

眺望良しなポイントが多々ある。

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京見山方面。


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航空写真で確認していたスラブ。

ここに来たかった。

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トンガリ山ピークをとらえる。f:id:jfcgym:20211023142335j:image

 


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9:28 トンガリ山に到着。

先客は3人いてベトナム人の若者だった。


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今日は他に狙っている岩場もある為双眼鏡を持参。

※左がトンガリ


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9:44 東見晴らし台に到着。


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やはり東見晴らし台は風が吹きっさらしで何もかもを吹き飛ばしてくれそうで最高である。

岩に腰掛け少しだけ休んだ。


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分岐点に境界杭がブラ下がっていた。

これをやった人は分岐ですよとブラ下げたのかもしれないが、これが境界杭とは知らないのだろうか?

近頃三角点標石と境界標石(他の標石然り)の区別が出来ていない方を度々に見掛ける。

例えば小野アルプスの1番人気の紅山ピークでは境界標石がありそれを三角点と勘違いして足を乗せて写真を撮っているが残念ながら紅山に三角点標石は無い。

これを勘違いしては最悪ルートミスが生じる為早い内に覚えた方が吉である。

なんなら「それぞれ別で行ってどこそこの三角点で何時に待ち合わせしよう」と言った方がオシャレだと思うのは私だけだろうか?笑


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この木を癒しの木と表現される方がいて、なるほど確かに癒される。


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双眼鏡で下見中。


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10:19 才団地公園に到着。

 

山行距離 2319m

累計標高 ↑224m ↓224m

※YAMAP測定

行動時間 1時間16分

休憩17分

 

・地形図に描いた赤線の開拓ルートは藪は薄いがザレがそこそこ酷く、当然浮き石も多し。

・登山道っぽい所はあるが直ぐに無くなる。

・ガイドテープは1つも無し。

※私は何の為のテーピング、マーキングか明確に判断出来ないものは不必要と思っている為無い方が惑わされる事なく進められ逆に助かる

・藪山のレベルとしては低いが快適で楽しいハイクを求める方にはオススメしない。

 

トンガリ山は単独峰ではないが取りつけば後は高い所を目指すだけの為ルートファインディング能力や読図能力は要しない。

(と言っても当然ながらあるに越した事はありませんので身につけて高めた方がいいです)

ただ浮き石や木の根腐れ、危険箇所がある為見極め、危機回避能力は要する。

 

感想としては新規開拓で道無き未知に入る事によりヒリヒリとした緊張感があり、久しぶりに「山に入った」、「山を登った」感覚で楽しめた。