jfcgym’s blog

山と格闘技と私

中央分水界と三角点の確認。

今日は朝に丹波寄りの西脇で仕事があった為、以前から気になっていた日本一低い谷中中央分水界をメインにその後はそこから近所の四等三角点「二の山」の確認に。

 


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北は由良川を経て日本海へ、南は高谷川、加古川を経て太平洋へ流れ着く。

標高は95.45mと兵庫県民として何も誇れない日本一の低さとなっている。

中央分水嶺(分水界)とは日本の背骨(山頂、尾根に延びている場合)と呼ばれこちらを繋ぎ日本を縦走縦断した人がいて酷く驚いた事がある。

日本百名山完遂よりもよっぽど困難を極めるだろう。

私も密かに兵庫の中央分水嶺を一繋ぎにしたい野望があるが未だ達成されていない。



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※改訂山DAS 山歩きデータバンクより

 

ひとしきり堪能したので次の目的地へ足を進める。

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二の山へ向かう観音堂登山口。


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新雪でまだ誰も歩いた様子はなく、ザク、ザクと足音が心地良い。


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滝山古墳。

案内板の最後に「なお、人骨は今も石棺の中で眠っている」と書かれてあった。

(それ書かんでええやろ!)

(怖なるわ!)

 

古墳から程なく四等三角点「二の山」へ。


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■二の山
等級 : 四等三角点
緯度 : 35.154628361
経度 : 135.072415944
標高 : 299.98m
COD : TR45235508501
場所 : 兵庫県丹波市

 

「二の山」とは言っても地形図上ここは山頂ではなく、ここの尾根伝いに北東へ1座目のピークが「三の山」でそのピークの肩と言った方が正しい。

もっと言えば所謂「隠れピーク」と言う所。

※25000分の1の地形図では次のコル(鞍部、峠)との標高差が10m以下では地形図に記載されない為(等高線の間隔が10mなので)「隠れピーク」となる


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※三角点(二の山)南西尾根破線上を歩いています

※登山口は田んぼ記号辺り

 

P511地点は「四の山」でその東先に「向山」や「五の山」「清水山」があり、これらを向山連山と呼びそこそこ人気な縦走歩きが出来る。

が、今回私は仕事の合間の気分転換ぐらいの気持ちの為ピストンでそそくさと下りた。


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三角点標石と保護石が雪に埋もれていたので掘り起こした。

 


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三の山方面。

まったく名残惜しくないのでやはりそそくさと下りる。


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下から向山連山。

 

約40分程の山行ではあったが今シーズン初の雪山で(雪山と呼ぶには程遠いが笑)、トレースの無い新雪歩きと程よい緊張感で楽しめた。