jfcgym’s blog

山と格闘技と私

RIZIN33 YouTube視聴回数からの考察。

祖根寿麻vs太田忍の試合をYouTubeで改めて見ると太田忍劇場とまでは言わないが一方的な内容であった。

個人的には太田忍の真価が問われる相手の様に思っていた為、その内容とはやはりオリンピック銀メダリストの身体能力たるや凄まじくも恐ろしいと思わせてくれた。

これで極め力が更につけばUFCからは離脱したがヌルマゴメドフの様に無双していくんじゃないか?と。(大袈裟)

次の相手としてはvs金太郎、vs魚井フルスイングの様な爆発力、突進力のあるストライカーと見てみたい。

 

ふと視聴回数に目をやると16万回と飛び込み、他の試合はどうだろうとそれぞれ見て折角ならとランキングをつけてみた。

(2021.1.9 PM 0:10現在)

 

RIZIN 33 YouTube視聴数ランキング

1.斎藤裕vs朝倉未来 185万回
2.シバターvs久保優太 130万回
3.三浦孝太vsYUSHI 98万回
4.萩原京平vs鈴木博昭 65万回
5.那須川天心vs五味隆典 47万回
6.朝倉海vs扇久保博正 40万回
7.朝倉海vs瀧澤謙太 31万回
8.皇治vsYA-MAN 30万回
9.元谷友貴vs金太郎 29万回
10.武田光司vsベイノア 26万回
11.扇久保博正vs井上直樹 23万回
12.サトシソウザvs矢地佑介 21万回
13.浜崎朱加vs伊澤星花 19万回
14.シビサイ頌真vs関根秀樹 17万回
15.祖根寿麻vs太田忍 16万回
16.RENAvsパクシウ 8.4万回

 

なんと祖根vs太田は16万回で15位。

これはどう言う事なのかと私なりに考察してみる。

1位は当然だ。何故ならストーリー性も今大会では1番。加えて朝倉未来YouTube登録者数は200万人を超える為なんなら185万回でも少ないと言える。

ところが同じ生中継枠のRENAvsパクシウを見れば8.4万回で最下位。

RENAと言えば女子格闘技界では断トツの人気がありRIZIN旗揚げから出場しているRIZIN立役者の一人。(ちなみに今大会では元谷もRIZIN旗揚げに出ている)

それなのに何故こんなにも低いのか?

単純にRENAファンからすれば負けた事で見たくないと言う事が大きいのかもしれない。

そこで言えば朝倉海にも言える。

朝倉海も兄の朝倉未来然りYouTuberとしても人気があり登録者は今大会の出場選手の中では3番目に多く100万人を超える。

が、今大会の視聴数はバンタム級GP準決勝の瀧澤戦で31万回、決勝の扇久保戦では40万回と少なく、朝倉海YouTube登録者数の半分にも満たない。

やはりファンは見たくないのでは?と安易ではあるがそう考えるのが自然である。

2位のシバターvs久保優太に関しては台本があった八百長だの騒動がありそれも視聴回数を上げさたのかもしれない。

シバターも朝倉兄弟同様YouTube登録者数100万人を超えるが登録しているだけの人が多いのかRIZIN関連では無い普段の視聴数は少ない為ネームバリューよりも今騒動の影響力の方が上回っているとも考えられる。

(尤もシバターのネームバリューはかなり大きい)

3位の三浦孝太vsYUSHI、こちらは三浦孝太の父親キングカズの影響力があるのは当然だが、その試合内容が良かった。

4位の萩原vs鈴木、萩原も斎藤同様朝倉未来と関わった事でネームバリューが高くなったクチではあるが萩原は萩原の魅力を萩原個人で高めたと言う事が大きい。あっぱれだ。

5位の天心vs五味はエキシビション。あまり期待はされていなかったのだろう。

次点の朝倉海に関しては書いた通りで、今回のバンタム級GPはやはり朝倉海無くして成り立たなかったと言っても過言ではない。

朝倉海が優勝していたら視聴回数は100万回は超えていたのでは?

そこからは納得と言えばそれまでだが、浜崎vs伊澤やRENAvsパクシウは単純に女子格闘技の人気の無さで片付けるには浅く、やはりファンにとっては見たくないと言う事が大きいと言わざるおえない。

 

ついでに今大会出場選手のYouTube登録者数ランキングもつけてみる。

 

1.朝倉未来 216万人

2.シバター 124万人
3.朝倉海 105万人
4.那須川天心 81.8万人
5.矢地佑介 26万人
6.皇治 25.5万人
7.久保優太 16.1万人
8.金太郎 8.36万人
9.斎藤裕 5.01万人
10.五味隆典 3.42万人
11.扇久保博正 2.96万人
12.太田忍 2.05万人
13.サトシソウザ 1.4万人
14.鈴木博昭 7260人
15.萩原京平 7100人
16.浜崎朱加 5410人
17.瀧澤謙太 5140人
18.武田光司 4100人
19.シュレック関根 2620人
20.祖根寿麻 623人
(2021.1.9 PM 0:50現在)

YouTubeアカウントが見当たらない人を除く

※ベイノアは芸人コンビのアカウントがあるが選手、個人としては無い

RIZINの登録者数は71.7万人

アメリカの人口だけでなく英語圏の比較で書くのも野暮だがUFCは1290万人

 

こう見ても登録者数が多い選手が勝てば視聴回数がやはり多く、負ければ少ないと言える。

そしてストーリー性がやはりポイントでその試合がノレるかどうかは非常に大きい。

海外の選手が日本に入れない状況下、日本人同士で如何に入り込ませるか。

日本人同士で盛り上がるのは言葉が解る為当然ではあるが、セルフプロデュースが下手な選手、必要無いと思っている選手ではその試合に入り込むのは難しい。

かつてのPRIDEやDREAM、ダイナマイト、K-1等ではストーリーをテレビ屋が作ったが今はセルフプロデュースがモノを言い、選手同士がストーリーを作りあげる。

それに加えてSNSでファン同士がやり合い更に盛り上がりを見せる。

試合内容はどうだろうか?

PRIDEの当時の選手が昔は研究材料が無かったと言っていた。

今は違う。そこら中に研究材料がある。

膠着時間が長くなるのも無理は無い。

相手が何をやってくるか解っている分、ストライキングでは斬り合いになるのも必然。

 

良くも悪くもYouTubeSNSの時代。

好きな選手が勝てば何度も見るだろうし、なんなら選手も研究材料として何度も見ると予想はつく。

現代のやり方についていけない人やRIZIN、運営側は朝倉未来の新人類っぷりにはついていけず、扱いに困っている事だろう 笑。

 

最後に朝倉未来の名前を出したのでRIZINフェザー級の超個人的ランキングも載せておく。

 

現王者 牛久絢太郎
1.クレベルコイケ
2.朝倉未来
3.斎藤裕
4.ウガールケラモフ
5.金原正徳
6.摩嶋一整
7.カイルアグオン
8.弥益ドミネーター聡志
9.芦田崇宏
10.堀江圭功

 

今年はSASUKEや高橋遼伍のRIZIN参戦の匂いも出ているので更に混沌とする可能性が高く、楽しみだ。

 

ISAOや松嶋こよみは絶対無いそうです。

※結局考察もクソも無い内容になってしまった。