jfcgym’s blog

山と格闘技と私

RIZIN 44と言う金原正徳の日。

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いや~感動した。

昨日のブログで書いたのを確認すると、


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まぁやっぱしフィジカルと総合力、これが勝っていた様に思う。

あと何つっても組んだ時、グラウンド時のスクランブル、際の攻防、これが決め手になったんじゃないかなぁ。

スタンド時の打撃の積極性もか。

そこにはグラウンド、グラップリングでも自信があったからこその積極的な打撃が光ったと思うな。

兎に角今のJMMAに足りなかった所を垣間見たような気がした。

それをしっかりやれとるのがUFCで4連勝中の平良達郎でしょう。

彼のバックボーンは総合格闘技です。

金原がこれまで負けてきた相手のバックボーンも総合格闘技、もしくはレスラーやったりする。

金原はアップライトの選手やから(何年か前にキックボクシングのKNOCK OUTにも出てた)、タックルをガンガン決めにくる選手にはひょっとしたら苦手意識があるんじゃないか?と思ったり。(少々のタックルではなく、ガンガンね)(前回のアーセンvs伊藤時のアーセン並のガンガンタックル)(「膝が~、、、」とは解るがパンチに合わせたカウンターのタックルや膝を打たせない技術もあります)

バックボーンが総合格闘技の選手に負けているのは総合力やフィジカルがやっぱしモノを言うと思うので、そこはもう地力の話になってくる。

それこそスクランブルで地力が出るから、そこが弱いストライカー、フェザー級なら朝倉未来であったり、萩原京平であったり、JMMAと言うかRIZINの流れがストライカー寄りの今、良い見本となったと思いますね。(UFCもショーンオマリーが王者になった事でまたマクレガーの時みたく「やっぱしストライキングやでぇ!」となる可能性もあるかもしれんが 笑)

そんで、そこが強いケラモフ相手なら金原はどうなるか正直解りません。

ケラモフはフィジカルも化け物級でしょう 笑。

ケラモフのバックボーンはサンボでほぼ総合格闘技と言ってもいいし、金原は過去にケラモフがRIZINフェザー級で1番強いと言っていた(と思います)ので、1番相性が悪い事も解ってんじゃないの?と 笑。

タックルもめちゃくちゃ強いしね。

金原はキックボクシングも強いがスタイル的にはどちらからと言うとカウンタータイプ寄りと思うが(後の先も先の先も見た事ある)、カウンタータイプはガチャガチャ系が結構苦手やったりする。

ケラモフはまさしくガチャガチャ系なんですよね 笑。

こればっかりは相性もあるので何とも言えんが、金原がケラモフに勝つには昨日みたくスクランブルに持ち込んでグラウンドでの勝負かなぁ。

フィジカル差はそんなに無いと思うから、となると技術の地力勝負になるように思いますね。

1本なら肩固めかなぁ。

逆にケラモフが勝つには瞬発力、回転力、スピードを生かしてスタンドでガチャガチャ、1発当ててふらついた所でバックとってリアネイキッドチョーク。(見える、見えるぞ!)

瞬発力や回転力はどう見てもケラモフが上なので。

でもケラモフとやらせてくれっつって、金原がケラモフの名前を出した事があったが、勝てる見込みがあるんじゃないか?とも思うので期待したいですね。

(鈴木千裕は?笑)

 

他に楽しみにしていた、摩嶋vs横山、福田vsアーセン、中島vs岡田も期待通りで良かったし、カーライルvs堀江もめちゃ良かった。

堀江は階級上げてライト級1発目でカーライルと言う強豪相手にほんまに大健闘と言うか、階級上げて正解?なんかな。(まだ解らんが)

まぁでも私は過度な減量は反対派なので(そんな派閥無いが)、適正階級はほんまに大事やと思います。

それこそ格闘家に筋トレは必要なのか?論にも繋がってくるが、ナチュラル体重が本来1番動けると思うし、(食べ過ぎのナチュラルは知らん 笑)普段の体重で練習、トレーニング、スパーリングをやっとんやから。

改めて思うが格闘技に筋トレは必要なのか?論は、やるなら試合で出る動きに沿ったやり方が良いと思うし、それが総合格闘技ならやっぱし組むのがベストやと思うな。

そう言えば、体でぶつかり合う事が1番体を強くさせると何かの本で読んだ事がある。

相撲で言うぶつかり稽古然り。

これは「そらそうやろ」な理屈の話なんです。

例えば60kgの人同士で組んだり投げたり、グラウンドなら持ち上げたり。

しかも相手は動く訳で、その瞬時に掛かる衝撃の重さもある。

バーベルは動きません。

金原が行ってるジムのロータスではずっと組んでるスパーや空手で言う約束組手みたいな形をやっているイメージがあるので嫌でもフィジカルは強くなる訳です。

(しかも青木真也もおるしね 笑)

総合格闘技に於いてレスラーがバックボーンの選手が強いのもそこじゃないかな、と。

先日UFCデビューを果たした中村倫也がそうで。(私がこれまで見てきた格闘家の日本人ではトップ中のトップのフィジカルモンスターです)

(平良達郎同様UFCでの活躍を期待しています)

でもこれが立ち技、ボクシングやキックボクシングなら話は変わってきますので、やっぱしそこで議論するなら同じジャンル同士やないと成り立たんと思うね 笑。

 

いやしかし先週末、金曜から言うとONEのロッタンvsスーパーレック(体重超過がほんまに残念やが)も凄いものを見たし、土曜のシュートボクシングでも熱い試合が多かったし(SBは投げ、組み、絞めもあるのでキックボクサーよりフィジカルはかなり強いと思う)で酒が進んだが、昨日の金原正徳にはほんまのほんまに感動しました。

私の方が1つ下ですが、私もまだまだ頑張りたく思います。

日々の積み重ねですな、うむ。

 

ちなみに金原のYouTubeチャンネル、昨日試合が終わって少したった20時時点では、


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4.35万人で、今日の昼前では、


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4.5万人と1500人増し。

 

せ、世知辛ぇー!