播磨國四之宮である白國神社に参拝。
一昨日は五之宮の高岳神社って事で、順に伊和神社まで行こうの企画です。
早速の写真↓
立派でおました。
やっぱし山の麓であれ山と密接している社は良いです。
本来はどうであれ、単純に山が良いので 笑。(夏には優しく涼しい)
さて、一先ずここ白国は播磨國風土記に依ると、新羅(しらぎ)の国の人が来日した時に滞在した事でその村を新羅訓(しらくに)村と名付けたそうな。
新羅↓
そして白國神社の御祭神は木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)、稲背入彦命(イナセイリヒコノミコト)、阿曽武命(アソタケルノミコト)となっています。
コノハナサクヤヒメは名前が良いですね。
ちなみに私が度々に散歩している御旅山の南東麓にある桜大刀自神社の御祭神もコノハナサクヤヒメです。
イナセイリヒコは俗説であれ通説であれ新羅系の末裔とされている説もある。
アソタケルはその孫とされています。
ま、この辺りは俗説はかなりあるし、系譜もワヤクソになっとんで何とも言えません()
好きそうなんだけかいつまんでいきましょう 笑。
拝殿左からグルっと回り、ひっそりとあったのが
「白國神社八幡社」と書かれていました。
御祭神は誉田別神(ホダワケノカミ)で、なんやろう、奥の院っぽかったな。
拝殿から見ると上手側に座していた。
ん~こっちが裏ボスか?笑。
八幡ってのも味わい深いですね。
新羅がポイントなので。
ちなみに駐車場の燈籠↓
十六菊花紋が刻印されていた。
拝殿前の燈籠は鹿。
さすが播磨と言ったところ。
ここからはオマケで増位山を久しぶりに歩こうの企画です。
と言っても少しだけ、のつもりでしたが結局東尾根→西尾根で周回しました。
前回は平成30年(2018年)の登山教室、講習会でした。
しかも、驚いた事に
7月22日に。
1日違いやが何か因縁じみた事でもあるんやろうか?笑。
その前は犬と来て、もののけ姫に出てくる乙事主
ぐらいの(大きさに見えた)猪と遭遇し、そこそこのトラウマもある 笑。
※遭遇したのはそうめん滝方面なので、今回は行きませんでした。
講習会ではこの中で休憩しました。
※仏教まで触ると訳が解らん様になるのでサラっとやってます。
古墳。
ここが分岐点となっています。
う~む。
どうやって運んで、どうやって積んだんや。。。
といつ見ても思います。
三角点のある増位山に足を進める。
程なく到着。
三等三角点「増位山」
等級刻印南方面、若干のズレがあった。
久しぶりに増位山行くか~の流れは勿論白國神社からではあるが、播磨地名研究会による
「播磨 山の地名を歩く」を読んでいて、「さざれ石の巌とはれば播磨なるいやたかの峯いやたかになる」と「夫木集」の紹介として近所の弥高山(友人たちと行ったなぁ)の事も書かれていた。
その1つを紹介する。
「弥は、ますます、いよいよの意であり、増位の「い」は、水路、井、高くそびえるとすれば弥高と増位は同義である」と。
お、オモロ~!でしょう 笑。
こりゃ行くしかねぇっつって。
それから、「市川が姫路平野に流入する地点に突き出た山脈の東端に、三つのピークがあり、一つは夜明けのめでたさ「有明」、二つはますます高く栄えあれとの賀意をこめた山名なのである」と。
なんだかグッと来る話で、弥栄に通ずると言うか縁起ええなぁ、です。
久しぶりに来たが相変わらずの気持ち良さ。
世界丸見え。
なんと驚く事に、
5年前の写真が残ってた 笑。
5年前も良い天気。
座って小休止、地図とにらめっこで
本当はピストンして帰る予定やったが、折角やから東尾根→西尾根で周回すっかな~って事にしました。
一旦東尾根の登山口まで降りて、
(何やら鳥が沢山おるそうです)
(美味そうな鳥も)
そんで、西尾根の登山口がある
大年神社に。
左脇から取りつく。
ここから送電線の鉄塔が3基あったが巡視路も兼ねてるんかな?
2基目の鉄塔から広峯を望む。
ちなみに姫路南線二一鉄塔。
西尾根は登山口から随願寺駐車場までは3つのピークを越えて行くが、
そのピーク毎にこの様な石碑があり、
「春の広場」→「夏の広場」→「秋の広場」と経由する。
その都度腰掛ける所があって休憩するにはもってこいです。
ですが人気が無いコースなのか?人が歩いた形跡がほとんどなく、猪の掘り起こしの方が盛大にありました 笑。
姫路城が見える眺望良しなポイントも幾つかあったりでめっちゃええんやけどなぁ。
随願寺駐車場前の分岐点。
ここを少しだけ広峯方面に進めると、
地形図には記載されない2級基準点がある。(保護石もしっかりありました)
これだけ見て戻り、
蛇ヶ池を少し堪能し、
終了。
後で紙地図でざっくり計ると約4K行程でした。
時間はちょうど2時間程。
GPSはほぼ見ずの紙地図とコンパス山行なのでまぁこんなもんかなぁ、と。
装備は↓
先日買ったショルダーバッグとスマフォケースのみ。
4K程度なら十分です。
スマフォケースは、
ベルトに装着。
スマフォと紙地図、コンパスが入る。
ズボンは仕事の作業着で、正味汚れようが破れようがどうって事無い上にベルトが使える分作業着ズボンが最強な気がする 笑。
いやしかし良い1日となった。
増位山に関しては前々回、前回とはまた違った内容でより深まった様に思う。
オタク本のおかげやなぁ 笑。