jfcgym’s blog

山と格闘技と私

氷室神社→四等三角点「氷室」

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久しぶりの藪山行でおました。(決してゴッツくは無い)

 


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本日の地図。

予定は氷室神社→四等三角点「氷室」→氷室神社。

 

次はどこに行こうか?と考え、


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先日買った「姫路の神社」に「氷室神社」の名前では唯一だったので、そこから調べたのが始まり。

と言ってもこの本は「建立の歴史から、お祭り、ご利益、文化財まで、姫路・夢前・家島に鎮座する神社 全327社を徹底案内!」とビッグマウスのわりには、


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白浜の宇佐崎にある蛭子神社が記載されていないのです。

(恵美酒神社は結構記載されているが、そこでも無し)

(残念!)

 

そんで、四等三角点「氷室」ですが、


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三角点Viewerではまだ、


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誰も記載してなかったので、「よっしゃ1番ノリしたろうやないか」とまぁ邪な気持ちで 笑。

ちなみに他のネットで検索しても一切情報が出てこなかったので、ネット上ではおそらくですが私が初となります。(ほんまにおそらくですが)

 

そんな訳で先ずは氷室神社にて参拝、入山願い(具体的に言うたら「賽銭」と言うのかもしれん)をします。


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玉垣にめっちゃ「氷室」さんの名前が、、、

この「氷室」について由来を調べたんですが、まぁベタなと言うかよくある氷を貯蔵する施設、な感じで。

私が持っている播磨国風土記関連でも記載はされていません。

氷室神社の北側の谷を東に進むと「氷室池」もあるので、結構な名前なんやろうとは思うんやが、う~む。

あと由緒等の案内板は無しです。

そんで、改めて「姫路の神社」を読むと、


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祭神はスサノオ、神武大神(ん~なんでや)(スサノオが武の神やからか?)が二神で、土地の産土神として「氷室大明神」を共に合祀されている、と書かれている。(そもそも氷の神ではないんや、と)

続けて読むと、「氷室山の山中に鎮座する、寒風吹きすさび氷室池を凍らす風神「氷室大明神』を奉る祠が、そこにあったのだろう。」との事。

確かに「氷室山」は近いと言えば近い。


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左下が四等三角点「氷室」で、右上の三等三角点が「狼谷」


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(ちなみに)


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(ここも1番ノリ頂きました)(友人たちと共に)

点名は「狼谷」ではあるがここが一応「氷室山」とされています。

氷室池ともまぁ接してるのは接しとんやけども、私的にはあんまし腑に落ちないんですよね 笑。

本流が違うやろ、と。(違うのか正しいのかすら解らんが 笑)

 

例えばこの近所には有名な置塩城跡があって、赤松氏に仕えていた人の中で「氷室」と言う人がいたと言うのはどうなんやろうか?

玉垣にあれだけ「氷室」の名前を見ると、どうしてもそっち関連を浮かべてしまうな 笑。

 

しかも、って訳でもないが、本殿の奥には

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3つの石碑?があった。

古神道で言えばこっちが本チャンっぽいですよね 笑。

磐座信仰があったんやろうか?と。

 

そんな訳で12:22、登山開始です。(前置きが長いがめっちゃ大事な事なので)(ネット検索でこのブログを見つけた人にも「簡単には行かせんぞ、全部読まんかい」と 笑)(兎にも角にも山は厳しいものです)


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この様に何の為のテーピングかは解らんが、そこそこあります。


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酒缶の目印や、


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境界杭も。

何の為か解らんテーピング、マーキングよりも境界杭の方が信用度は高いのでこっちを信用した方が吉です。

 

もう少し上へ行くと、


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この様に幾つも石積が出てきます。

これこそ何の為かは解らんが 笑、見るからに人工物。

 

それから、


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一座目のピーク付近に大きい岩。


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ここが一座目(たぶん)の名も無きピーク。

ま、名も無きピークとは言うものの昔はあったのかもしれんが。

それこそ「氷室山」やったのかもしれんしで。

ちなみに位置関係では、


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霊山である書写山円教寺の真東。

この磐座で呪術的な事や祭祀が行われとったんやろうか?と妄想が膨らみます。

城跡も多いもんで、見張りとかはあったやろうなぁ、と。

 

それから肝心の道の現状ですが、


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稜線に出るまでは比較的歩き易いです。

とは言っても、


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情報皆無の山なので当然ながら藪はアリ。


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また石積。

何の為なんやろう?と考えると、


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ケーブルの埋設か何かのパイプがずっとあったので、これを掘って埋める為の石積なんかなぁ、と。

ま、こんな事やソーラーパネル設置で切り開くから土砂崩れだの地滑りだのが起きるんですが。

 

時折、


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開けたり、


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また藪アリで。

でもこの辺りは全然楽勝です。

 

そうこうしてると、


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縦走路を確認し、


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分岐に入る。


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全く読めんが、察するに「縦走尾根」っぽい表示 笑。

ちなみに左が三角点に続く方で、右は少し広めのピークがある。

余裕があればそっちも行こうと思ったが、そんなに強い思いではなかったので止めましたけども()

今思うと行けば良かったかな~と思うが(何かしらの情報痕跡が残ってるかもしれんので)、実は今回下調べに来ただけだったんです 笑。

「行けるかな~」な感じで。

その為藪山に入る覚悟が足りてなかった。

その分が精神力をかなり奪われ、「やっぱし止めとこう」と 笑。

頭が回らんくなったら終わりなので。

 


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いよいよ三角点に向かうが、藪がまたあったり、(左が薄いがその先も続く)


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ん~ここかぁ?と、


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「あったあった」なんて思ったが三角点ではなく 笑。

しかもその近くに、


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「お~こっちかぁ」と思いきや、また違って 笑。

これヤマップやヤマレコでGPS頼りな人なら騙されるやろな~と。

 

そんで改めて地形図、コンパスで自分の位置を確認し、「ここやと変やなぁ、う~む」なんて思ってると、左(さっきの標石から言うと北)の灌木の向こうにうっすら尾根が延びている事に気づき、「そっちや、間違いねぇ」なんて歩いての、


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冒頭画像です。(13:17)

シダ藪に囲まれた表示杭。


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国土地理院、よっしゃよっしゃ」なんて思ったものの、

肝心の標石が無い!笑。

藪を拓いたり、周り数メートル歩いて探したりしたが結局見つかりませんでした。

落ち葉だ何だで埋まっているのか?と考えて、「良し!」としました 笑。

藪山なので、「それも良し」です。

(変に執着心を燃やすと体力が奪われまくり、思考力も低下する)

 

そんな訳で、

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(これがほんまもんの「自然」よ)

また突っ込みながらも、


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なんとかかんとか13:53、下山完了。

なんとかかんとか、と言うのは下山完了直前にルートロスしたのです 笑。

(言っても直ぐ気付いたから楽に復帰しました)

やっぱし頭が回って無かったんやろう、と。

集中力が欠けてたんやろう、と。

ちゃんとした登山道が無いからと言っても、下山間際の気の緩みが出たなぁ、と。

 

ま、そんな感じで「これ誰が興味あんねん」登山でおました。

(載せたからと言って誰が続いて行くねん)

約1時間半の山行やったが久しぶりの藪山行やったもので精神的には5時間ぐらいのものです()