度々に挙がってくるタイトル内容、
伊吹山(滋賀)、伊勢神宮(三重)、熊野本宮大社(和歌山)、伊弉諾神宮(兵庫)、元伊勢外宮豊受大社(京都)
を、結ぶいわゆるレイライン。
一先ずで言うと、「近畿五芒星レイライン」の「近畿」ですが、
文献に表れるのはめっちゃ最近。
それなもんで、一先ず「近畿五芒星レイライン」と呼ぶにはふさわしくない。
手っ取り早く言うと「近畿」とつけた時点でありえないのです。
ありえる見方が出来るのは近畿の名称がついた以降、そして現代となる。
紀元前4年に内宮が創建。
この時点で「近畿」はまっだまだ存在していないのです。
次に熊野本宮大社、
紀元前33年と、比較的伊勢神宮とは同時期と言えば同時期。
次からが問題?でもないが、伊弉諾神宮が
それより数百年前の、元伊勢外宮豊受大社は
雄略天皇22年、
なんと478年、と()
どう言う事やねん、と。
時系列どないなっとんねん、と。
ちなみにで言うと、五芒星で有名なのが(私は好きではないが)安倍晴明。
に至っては921年~1005年。
この安倍晴明が近畿五芒星を作った訳ではない、まぁそれは解る。
元々で言うと呪術とは星を読む一族であり、月を読む一族。
単純に位置関係に詳しい一族なんでしょう。
しかもその歴史とは世界で見てもかなり古く、紀元前3000年前までに遡ると言う話もある。
今みたいにスマフォだの電波だのが無い自然のみの時代、もしかしたら特殊な人もいたのかもしれない。
それも解る。
ただですよ、この「近畿五芒星レイライン」だけは頂けんな~ 笑、と。
真ん中にある平城京の結界だ云々、紀元前から考えとる訳が無いねんから。
(それで言うたら仏教も日本に持ち込む事は紀元前から仕組まれていた、と言う事になる)
歴史を見ればありえない訳です。(通説が主やが 笑)
(呪術師は預言者でもあったのなら話は変わってくるが、まぁでも二物も三物も与えないでしょう)
特殊な技術、呪術。
例えばこの2つだけで言っても「技術」、「呪術」いずれにしても「術」なんですよ。
戦後GHQが日本の「武術」を封じ込めようとしたり、やはり日本の「術」には精神的なものがあると、私も思います。
ただね、この「近畿五芒星レイライン」、これはありえんって 笑。
私も兵庫のレイラインっつって、先日やったが冗談ですよ、完全に。
近畿五芒星レイライン然りやけども、パソコンでピーっと線引きして、それこそ冒涜ちゃうんか?って話やしね。
その為私としては登山でもドローンを飛ばす人は「ちょっとなぁ」となる。
それは言ってしまうと神より上にいる行為ですので、私としては頂けない。
(山自体が御神体の山もありますので)
そんなドローンもスマフォも電話も電波も何も無い時代。(ついでに言うたら車も電車も無い)
そら何かあったかも知れんよなぁ、とはなる。
言うてしまえば真の結界を隠す為のネット工作(近畿五芒星)とも考えられるし、あるいは真の結界が見えづらくなった、とも。(隠れ蓑)
何せネット情報。
私的にはいわゆる「波動」と言うものを悪用したのが「電波」と思っています。(スマフォ使っとって言うのもなんやが 笑)
しかも安倍晴明には芦屋道満(他にも名はあるが親しみやすいこちらで)と言うライバルもいた。
それこそ、霊力を高め合えていたのかもしれません。
表があれば裏がある様に、はたまたその表も戦と共に裏とされた(勝てば官軍)、と言う事もあるでしょう。
実際はどの様な結界だったのかは想像もつかんが(時代や派閥と共に変わった事もあるやろうしで)、今で言う神宮、大社みたいなドデカイ社を建てて~言うて、そんなんどんだけ時間掛かる思てんねんって話ですよ。
プラモデルか何かと勘違いしとんか、と。
宮大工ナメ過ぎやぞ、と。
しかも紀元前の話ですよ。
道具だって今みたいに簡単に作れんし、吊る様なクレーンだって当然ながら無い。
そこ考えてますか?ってよ。
やからこそ今タイトルのはありえない。
例えばその結界が小祠や鳥居やと解らんでもない。
こら時間と理屈の話なんで。
それをね、パソコンでピーっと線引いて、「レイラインや!」ってアホかって話なんです。
そら今見たらそうやろう、ってなもんで。
それを例えば陰陽師が代々伝えて今に至るならまだ解らんでもない。
ただこれを見出だしたのはネットサーファーじゃないの?笑、と。
そこ、どんだけ信じれんの?ってなもんで。
いやしかし仮に陰陽師が代々伝えていって、とはありえん事ではないやろうが、にしてもおそらくその霊力とは昔とは比較出来んやろうね。(申し訳ないが)
変な話今は坊さんがバイクや車乗って隣街どころか県跨いでお経を読みに行く時代ですよ。
言っちゃ悪いが、そらアンタ煩悩の塊やでぇ、と。
最低でもチャリンコやろ!と 笑。
なんやろ、金を儲ける為にチェーン展開をする感じと似とんかなぁ。(似てない)
ま、なんつうか今の物差しで昔と同期すな、って話です。
(面白いけどね)
そう言えば書いてて気付いたが、伊吹山、伊勢神宮、熊野本宮大社は行った事あるが伊弉諾神宮と元伊勢外宮豊受大社は行った事ないからまた行ってみよう。
それこそ伊弉諾神宮には「伊弉諾神宮を中心とした太陽の運行図」と言う石碑があるらく、
(写真拝借)
いわゆる太陽の道のレイライン、これは全然ありえそうですもんね。
むしろ「レイライン」だなんて俗と言うか 笑、まぁそんな事は意識してないと思うし。
何せ日ノ本。
兎に角行って体感せんと解らん事もあるもんで行ってみよう。
(その為ネットでちょろ~っと見つけたぐらいで「レイラインだ!」ってのはチャンチャラおかしいぜ!ってな話です)
(それで言うたら例えばサグラダファミリアやピラミッドを使ったりでもっと壮大なレイラインも出来るやろ)
(いつかツッコもうと思っとった内容の今回)
2020.11.16 伊吹山山頂部より。