昨日は仕事で阿保に行き、その帰りに気になっていた神社の「國王社」に行こうかと思ったが、思っただけで素通りしてしまった。
そんで今日は朝手柄に仕事で行き、ササっと終わらせ今日こそ行ってみようと、
参拝に。
本殿では大国主が祀られていて、そこから國王社になったと言う説。(誤りから)
ま、あくまでも一説ですが。
地形図↓
赤十字の神社が國王社。
そしてこの山塊を歩いてみようの今日です。
本殿奥。
うっすら山道っぽいのが見えるので、ここから取りつく。
余裕で歩けます。
分岐に出る。
右に行くと、
東屋があった。
ただ私は神社to神社が目的なので戻って、先程の分岐を左に。
分岐点にあった関電の火の用心案内プレート。
と言う事で関電の巡視路がメインとなる。
コルのところです。
北に向かいます。
程なくして、
一座目のピーク。
國王社が西側8時方向にある。
ただの推測に過ぎないが、ここのピークに何かあって、それが國王社本来の御神体なんじゃないかなぁ、と。
何かあって、と言うよりも山自体ですね。
山自体が御神体なのかなぁ、と。
西側には市川があるから解らんが。
ちなみに下山して後に地元の方に聞いたら、この山全体を八重鉾山と言い(1番高いところとも言っていた)、地元の方は「八方山」(はっぽうさん)と呼んでいるそうな。
ネットでは八重鉾山や坂元山と出てくるが、八方山は出てこなかったので貴重な情報でした。
あと八重鉾山は古名で今は西の山とも出てきたが、どっから見て西なんやろ?笑。
いやしかし「八重」と聞くとどうしてもスサノオが思い浮かぶなぁ。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
スサノオが詠んだとされる日本最古の和歌。
市川の周りにある神社にはスサノオを祀る社が結構多いんよね。
それからその市川、古代では
実は船場川が本流やったとされています。
※Wikiパイセンより。
今は逆で船場川が市川の支流。
にしてもそんな川が古代からあったんやからロマンがあるよなぁ。
宮西線七番鉄塔。
歩いていると、
「大前家所有」と刻まれた標石があった。
う~む。。。
どっからどこまでが大前さんの所有なのか、関電との兼ね合いがどうなっているのか全く解らんので先に進む事にしました。
城東支線一番鉄塔。
ほんまにめっちゃ快適な山道です。
またまた東屋があった。
そしてここが2座目のピーク。
なんと、
姫路市特有?なのかは解らんが、公共三角点標石があった。
(何の公共工事やろ?)
少しだけ展望あり。
見えるのは書写山。
桜でしょうか?
東屋があるからここで花見するんかなぁ。
ここからは神社に向かいます。
分岐を右に。
印鐸(いんたく)神社に到着。
こちらでは、
神功皇后、オオナムチ、それから珍しく武内宿禰が祀られています。
境内神社ではカグツチも。
組み合わせが面白いですね。
そしてこの下にも神社がある。
神社名や由来等は書かれていませんでしたが、先に地元の方に聞いたら云々と書いたが、その方にここの神社の事も聞いたら「神明」と言っていた。
あ、それで鳥居が神明鳥居なんや、と。
祀られている神様も聞くと、「伊勢の神様や」と言うので「天照大神ですか?」と聞けば、「そうそう」と。
なるほど~。
その後は、
四郷町の古墳ロードマップを頂く。
このマップでは今回2座目の公共基準点があったピークの方に八重鉾山が書かれている。
それも構居と書かれているので監視するところがあったんかな?
ところでこのマップで、
「石清水八幡宮」があるのを知りました。
私の爺様が京都の石清水八幡宮で宮司をしていたと言うので、これはもう行くしかない。(今日じゃないけど)
宮山古墳にも行きました。
花見ポイント。
直径約30mの円墳との事。
播磨では「宮山」と言う丘がそこそこあるが、「宮山」とはやっぱし古墳関連が多いんやろうか?
単純やが、「宮」なもんで。
あと磐座もかなぁ。
それこそ、播磨国風土記に出てくる十四丘が実は全然違うくて、宮山や甲山(冑山)がそれなら面白いんやけども。
古墳然りで人工の丘こそが十四丘、の方がロマンあるでしょ 笑。
漢字なんてあてにならんもんで、音がやっぱしキーポイントやと思えてならん。
「宮」「磐」「伊和」「三輪」と言った感じで。
まぁでも人工の丘だけでは無いんかなぁ。
薬師堂もあった。
ここの右奥から取りつけそうな感じでしたが、直ぐ隣が民家やったのでやめときました。
由緒板。
そこから左に進んだら、
鉄塔が見えて、これはひょっとしたら関電の巡視路なんじゃないか?と。
ここから入山してみる事に。
完全に巡視路ですね。
(特有でまくり)
振り向いて麻生山。
下から見えた鉄塔。
分岐点を左に。
右はおそらくさっきの薬師堂からの道かな。
またまた東屋が。(どんだけ休みたいねん)
分岐点。
関電の案内。
ここを左に行くが、右がおそらく巡視路です。
左が91mPに向かう稜線やとは思うが、巡視路を進むと宮山古墳の方に出そうな感じやったので左に行くが、
藪いてた 笑。(ここはまだ薄かった)
藪山セットは持ってきてないし、ダニがアレなんで引き返す。
そんな訳で、
下山。
古墳ももっと行きたかったが腹が減ったので終了とした。
いやしかしかなり興味深い山塊やった。
勿論神社や古墳を含めて。
総じて良き山行でおました。
(土曜日の脚トレの筋肉痛がまだあるので結果的に追い込んだ形となりました)